骨折

骨折について

骨折とは、骨が折れたりヒビが入ったりすることです。骨の一部が欠ける、凹むといった場合も骨折に分類されます。

原因

骨に力がかかることが原因です。多くの場合は、転倒や衝突、交通事故など外からの力が大きくかかった時に骨折します。病気や加齢などで骨が弱くなっていると、軽微な力でも骨折することがあります。

高齢になると、転倒により骨折が原因で、そのまま寝たきりになる危険があるため、十分に予防をする必要があります。外に出る時は安全性の高い靴を履く、準備運動をして足を動かしやすくするなどの対策を、家の中では段差を解消する、手すりをつけるなどの対策を講じて、転倒の危険性をなるべく排除するようにしましょう。

症状

骨折部分に腫れと痛みがでます。骨周辺には血管や神経など多くの組織があるため、その周辺組織が傷づき出血や炎症を起こします。痛みや腫れ以外の症状だと、内出血や変形などが生じます。

骨折の診断には、レントゲン撮影を用いることが一般的です。骨折部位が複雑な場合は、CTによる検査を行うこともあります。

治療

折れた骨が正しい位置で修復するように、病院で適切な処置を受けることが大切です。病院に行く前に応急処置が必要な場合は、以下のものを施します。

 

応急処置

患部を冷やす

患部を心臓より高い位置に挙げる

そえぎをあて、患部を固定する

肘や肩などを骨折した場合は、三角巾(スカーフなどで代用可能)で支える

治療

折れた骨を元の位置に戻し、固定することが一般的な治療です。

骨を元の位置に戻す方法

1.牽引による整復

ずれた骨を牽引し、元の位置に戻します。

2.徒手整復

医師が手で骨折部位を正しい位置に戻します。痛みを伴うため、麻酔下で行うことがあります。

3.手術による整復

骨が大きくずれている時は、手術を用いて正しい場所に戻します。

 

骨を固定する方法

1.ギプス固定

軽くて強い素材を用いて固定を行います。ギプスには、部位によって様々な形や種類があります。

2.そえぎ固定

骨折部位にあて、包帯やテープで固定します。

3.手術による固定

体内に固定剤を入れて、骨折部位を固定します。

リハビリ

骨折部位を長期間動かさないでいると、関節が硬くなったり筋肉が衰えたりします。それを防ぐためにも、早めにリハビリをすることが重要です。

治療の段階応じてリハビリを行います。

固定中のリハビリ

ギプスで固定している間は、動かせる範囲で運動を行います。手や指を使った体操や足首の曲げ伸ばしなど、固定している部位の周辺の筋肉を動かすことで、血行を良くし、骨の修復を促進させることが可能です。

ギプスがはずれた後のリハビリ

筋肉を強化する運動を行います。症状に併せて徐々に負荷をかけ、筋力が落ちてしまった箇所を回復させます。
足の骨折の場合は、修復状況を見ながら少しずつ足に負荷をかけていきます。負荷をかけることで、骨折部位の修復を促進させることが可能です。

いずれの方法も、医師や理学療法士の指導の下で行い、安全にリハビリをすることが大切です。

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