ロコモティブ シンドローム

ロコモティブ シンドロームについて

ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)とは、運動器に障害が起こることで、移動機能が低下する状態を指します。この状態が進行すると、寝たきりなどで介護が必要になってしまう可能性があります。

ロコモという言葉は、超高齢社会を迎え、2007年に日本整形外科学会が提唱しました。

現在では、ロコモに気付くための啓発運動(ロコモチャレンジ)や、予防運動(ロコトレ)などに取り組む自治体や医療機関が増えつつあります。

概要

「ロコモティブ」とは、「運動の」という意味で、日本語ではロコモのことを「運動器症候群」と言います。運動器は、身体を動かす骨や筋肉、関節といった器官を指し、この運動器に問題が生じると、移動機能が低下してしまいます。

入院が必要となる運動器障害は50歳以上に多くなっており、平均寿命が80歳を超えている日本で、いつまでも健康であり続けるためロコモ予防はとても大切です。

原因

ロコモの主な原因は、生活習慣です。特に運動習慣と食習慣がロコモには関わりが深く、若い頃から気をつけなければなりません。 運動を適度にすることで、骨や筋肉に適度な刺激を与え、加えて適度な栄養を摂ることで、丈夫な骨や筋肉になります。

これらの運動器が加齢とともに弱ってしまうため、若い頃からしっかりとした土台を作ることが大切です。 運動器に無理な負荷をかけないために、体重の管理をすることも鍵となってきます。

予防

ロコモの予防には、適度な運動とバランスの良い食生活が大切です。

運動習慣

運動習慣がない人は、運動習慣を取り入れることから始めましょう。最初は軽い体操やストレッチなど、無理のない範囲で運動量を増やしましょう。 運動をする場合は、スクワットやかかとの上げ下げ運動など、下半身を中心にトレーニングをすると、ロコモ予防に効果的です。

食習慣

丈夫な骨や筋肉をつくるために、栄養は不可欠です。過不足なく栄養を摂るようにしましょう。骨や筋肉を健康するには、炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素の摂取が大切です。これらの栄養素を1日3回の食事からバランスよく摂りましょう。

肥満は腰や膝に負荷がかりロコモの原因となるため、食事の量をコントロールして解消するように心がけましょう。

一方、痩せすぎも栄養が不足しているため骨や筋肉量が減少し、ロコモの原因となります。適度な食事量を意識する必要があります。

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